
東南アジアでノマド中のゆっきーです。
タイを拠点にしつつ近隣の国に滞在しています。
海外生活は実際のところ自由ですが、インフラが完璧に整った国で育ってきた日本人にとってはギャップを感じること少なくありません。
今回は海外ノマドを始めた国である、タイで感じていた「日本に帰りたくなる瞬間と帰りたくなくなる瞬間」について触れてみたいと思います。
日本に帰りたくなる瞬間
バックパッカーたちがが魅了され沈没してしまう国タイ。
いくら魅力的な国とはいえ、長期滞在してみると、稀に日本が恋しくなることもあります。
自らの意思で日本を飛び出したのですが、「日本に帰りたいなぁ」と思うこと何度かありました。
そこで、原因を探ってみると、まず思い浮かぶのは自身のコミュニティがゼロになるという点でした。
仲良しの友達や家族は近くにおらず、また人間関係を構築して行くのはエネルギーがいるためです。
話したい時に話せる相手がいないと、精神的なダメージがジワジワ襲ってきたりもします。
しかし逆を言うと、アイデンティティが喪失すると心が空っぽになり、他の誰からも影響を受けないということです。
強制的に精神と時の間に入ることで、成長できる「チャンス」につながります。
帰りたくなくなる瞬間
「帰りたくなる瞬間」について考えてみると、結局ないものねだりをしていた事に気づきます。
タイに住むメリットの方が、デメリットよりもはるかに多いことを忘れてしまうんです。
生活費が月5万円で手に入る快適な生活。
このコスパの良さは、日本と比べるまでもありません。
バンコクの中心地に住みながら、日本円を獲得しつつ、現地価格で暮らすのは、ある意味チート行為です。
食事に関しても、日系レストランや居酒屋が揃っていて不自由することもありません。
気候も暖かいので実際に衣服費もかなり抑えることができます。
さらに金銭面や食事以外の圧倒的なメリットは、日本で生活していると感じるストレスが少ないことです。
例えば満員電車、同調圧力、過度な気遣い、花粉症、自然災害、価値観の押し付けなど。
このようなストレスに触れずに生きられるだけで、幸福度はかなり高くなると感じています。
改めて比べてみると「帰りたくなるなる瞬間」について書いている時の方が、明らかに自分のテンションが上がっていました。
海外と日本のギャップを肯定的に捉えると新たな視点が生まれます。
こういった刺激はビジネスにも活かしていけるので、
日々に物足りなさを感じている方は、しばらく海外に出てみてもいいかもしれません。