2019年3月14日(木)
順天堂大学医学部附属順天堂医院は、
会計の待ち時間を解消する新たな取り組みとして、
グローリー株式会社の医療業界向け【料金後払いシステム】と富士通株式会社の医療会計システム【HOPE X-W】を連携したサービスを、4月1日より開始することを発表しました。
グローリー株式会社の【料金後払いシステム】が大学病院に導入されることは国内初。
これまで人が処理していた会計の一部作業を自動化し、業務の大幅な効率化を実現します。
(システム導入前後の患者さんの流れ)
料金後払いシステムの背景と方法
これまでもクローリー製の診療支払機を導入し、
会計窓口の混雑の解消を試みていましたが、
患者の増加により対応できず、
今回新たに『料金後払いシステム』を導入します。
方法は、
後払いを希望する患者が事前にQRコードを読み込み、
申請画面へ必要情報(診察券番号、クレジット情報、メールアドレスなど)を登録するのみ。
支払い窓口での会計処理が不要となります。
患者側のメリット
- 事前登録した患者は診察後にそのまま帰宅できる
- 利用料は無料、QRコードからの簡単な操作、即日利用可能
- 現金を持っていなくても大丈夫
- 英語、中国語、韓国語に対応
今後の展開
順天堂医院では2020年までに利用者数を外来患者の約30%(1500名)に
高めることを目指しています。
また、外国人医師による診療を可能とする特区認定を受けている為、
海外からの患者を受け入れる国際化整備を進めています。
引用元:プレスリリース