皆さんこんにちは、今日は気になる新聞記事をピックアップして私なりに考えてまとめて配信したいと思います☆
家電が考える時代になった
当たり前の生活の中に存在している家電。
ないととても不便な生活となり、時間も労力も使います。
洋服は洗濯機が洗い、雨が降れば乾燥機が乾かす。
お米を研いだ後は炊飯器が炊き、保温してくれる。
冷たい食べ物や冷凍物は電子レンジですぐに温め、解凍ができる。
家電は私たちの日常生活に浸透し、不可欠な存在となっています。
1924年に始まった世界的家電イベントIFA
2018年8月31日〜9月5日にドイツのベルリンにてIFA2018が開催されました。
IFAとは1924年、ラジオ技術の展示会・見本市から始まりました。
現在は黒物家電(黒い塗装が多い、テレビ・レコーダー・カメラなどの娯楽に関する家庭用電気機器)、AV機器、通信・IT関係や、
2008年に加わった白物家電(白い塗装が多かったことから、冷蔵庫・洗濯機・乾燥機・炊飯器など家庭の用電気機器)が加わり、出展社や会場が年々拡張され開催されています。
毎年IFAの開催前にはプレイベントが行われています。
昨年のIFA2017
- 出店企業数:1,805
- 実質展示面積:159,000㎡
- 来場者数25万3000人
- 会期中の取引額:約47億ユーロ(およそ6,200億円)
会場内は無料シャトルバスが運行しています。
世界の進化するAI搭載スマート家電とは
■韓国のサムスン電子は独自開発したAI『Bixby(ビクスビー)』をあらゆる機器に組み込む計画で、IFAでは庫内にある材料をセンサーがチェックして、レシピを考案する冷蔵庫や、衣類の量や種類によって洗濯方法を判断する洗濯機が出展されました。
サムスンは今後AIと次世代通信『5G』に3年間で220億ドル(2兆4000億円)投資することを明らかにしています。
※5Gとは「Generation(世代)」のことで、モバイルネットワークの第五世代技術として、今後期待され、新技術として開発されています。
■「AI強国」を掲げる中国では、国を挙げて知性を持った家電を開発中で、IFAでは電気機器メーカーのTCL集団や、家電メーカーのハイアールなどが最新技術の家電を出展しました。
■オランダのフィリップスは利用者の睡眠パターンを学習するAIを搭載した睡眠改善ヘッドギアなどを開発しています。
■日本のパナソニックは、オーブンや調理台が連携して動き、調理を支援するキッチンをIFAに展示し、3~5年の実用化を目指しています。
■日本のソニーは今秋発売するスマートフォンに、利用者が次に使用するアプリを推測し、提案するAIを掲載します。
その他のAI家電、IoT家電
■住む人の好みや季節に応じた温度に調節する温度センサーや起床時、帰宅時に最適な温度にする人工知能付きエアコン
■在庫数が少なくなると自動的に発注する、商品の下に敷くマット
■スマホ連動、傘を持っていくかどうかを教えてくれる傘立て
他にも空気清浄機や自動で点灯するライト、見守り機能付きの電動ポットなどがあります。
IoT活用事例:スマートシティ分野
家の中以外でも街の中でIoT化は進んでいます。
例えば
■駐車場の空き情報をリアルタイムに教えてくれるアプリ
■トイレの空き情報を教えてくれるアプリ
■自動販売機に監視カメラ、災害情報の提供やWi-Fiをつける
■橋にセンサーを取り付け保守・点検を効率化
などがあります。
医療・ヘルスケア分野への活用
医療の効率化を目指した医療・ヘルスケア分野でのIoT活用事例では、
■家にいながら医師の診療が受けられる遠隔医療サービス
■歯ブラシが最適な磨き方を提案する装置
■診療室で使用するメスから送られてくる情報を一括管理、可視化し適切な治療が素早く判断できる
■薬の飲む時間や履歴が分かる服薬支援容器
■涙の成分から血糖値を測定できる糖尿病患者医療支援コンタクト
などがあります。
最後に
Wikipediaでテクノロジーと調べると、
『人類のテクノロジーの使用は自然界にあるものを単純な道具にすることから始まった』とありました。
そこから現代では、モノがインターネットに繋がる【IoT】、モノが人工知能を持つ【AIoT】が誕生し、現実に形となっています。
そろそろドラえもんに会えるかもしれません。
子どものころ思い描いていた夢や未来がテクノロジーによって叶うことは素晴らしいことですね。
最近では月旅行に行くことが話題となりました。
テクノロジーの発展は哲学的にも倫理的にも歴史的にも
人類にとって善か、悪か、
賛否両論あります。
便利になっていくこと、恩恵を受けること、
思い描いた未来が実現することは嬉しいことですが、
何かを失っているような気もします。
だけどその何かは分かりません。
皆さんは今の便利になっていく世界をどう考えますか?
教えてくださいね☆
では!