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【永遠の謎、時間とはPart.2】

カテゴリー:体験

みなさんこんにちは六条です。

 

今回はいよいよ永遠の謎である時間について迫っていきたいと思います。

 

アインシュタインの相対性理論

 

アインシュタインは1905年、当時26歳の頃より『光量子仮説』、『ブラウン運動の理論』、『特殊相対性理論(光の論文)』など数種類の論文を発表し、

 

その11年後の1916年に『一般相対性理論(時間と空間、重力の論文)』を発表しました。

 

『特殊相対性理論』と『一般相対性理論』を総称して『相対性理論』と言います。

 

 

特殊相対性理論とは?

アインシュタインは太陽から地球に届く光に興味を持ち、

光の速度は一定であり不変である(毎秒30万km)ということを証明することで、

時間が不変でなくなり、絶対ではなく相対であることを証明しました。

 

時間が絶対ではなく、相対ということは、

 

立っている場所や見えている世界の違いで、ひとりひとりの時間が異なること、時間のずれが生じることを言います。

 

この時間のずれは普段生活している私たちには感じることができないものなので大きな問題になっていません。

 

私たち人類が光の速度で動くようになれば、時間のずれを感じることもできますし、時間を移動することも可能になり、アインシュタインの相対性理論ではタイムマシーンやタイムリープは可能であると証明しています。

 

もし過去や未来に行けるならどうしますか?

 

一般相対性理論:重力と時間の関係

 

アインシュタインは『重力』についても相対性理論で解明しました。

 

『重力』によって空間は歪み、光も曲がります。

 

ブラックホールは重力が巨大なので、光や物質、何もかもが吸収され、時間は存在していないのではないかと言われています。

 

 

相対性理論とエネルギーの関係

 

 

アインシュタインの相対性理論では、自身が動いている間の空間の縮みや時間の流れが遅くなること、動いているものは重くなること、重力で光が曲がること、さらに、太陽エネルギーや原子力エネルギーの関係性を導き出しました。

 

アインシュタインは物体の持つエネルギーが質量の変化によって生み出されることを証明しました。(E=mc²)

 

原子力発電はウラン235という核燃料が核分裂を起こし、前後の質量の差がエネルギーとなっています。

 

太陽のエネルギーも同じ原理で、核融合反応による質量の差によって私たちを照らす光や熱となっています。

 

しかし、この研究結果は原爆を生み出してしまいました。

 

Wikipediaによるとアインシュタインは原爆投下の報道に衝撃を隠しきれず、後に、『我々は戦いに勝利したが、平和まで勝ち取ったわけでない』と演説しています。

 

また、来日した際、『原爆で何の罪もない日本人を傷つけてしまった、許してください』と涙ながらに謝罪し、

 

亡くなる前年に、『もし私があのヒロシマとナガサキのことを予見していたなら、1905年に発見した公式を破棄していただろう』と語っています。

 

 

 

時間には方向があるのか?!時間は流れるものなのか?!

 

時間には実は方向はありません。

 

氷が水に変わる時、シャワーから水が流れ落ちるとき、物質の変化や重力によって時間が進んでいるように感じているだけです。

 

時間が経ったから体が老いるのではなく、体が老いるから時間が経過しているのです。

 

時間が流れていると感じるのは目に見えている世界が生み出している錯覚です。

 

重力や物質の変化、動きなどがなくなったとき、時間は存在しません。

永遠です。

 

ブラックホールの内部は一般相対性理論の数式上では、時間に関する項が、通常の空間の対する項とほぼ同じ形式に変わってしまい、時間が空間的になるという想像しがたい現象になると言われています。

 

物理学者が考える時間の誕生とは

 

『時間は宇宙の誕生と同時に存在している』

 

と物理学者の間では一般的に考えられています。

 

しかし真実は解明されていません。

なぜなら

今から約138億年前宇宙が誕生したのですが、

 

最初の宇宙空間では一般相対性理論が通用しない世界だったからです。

 

そこから宇宙は広がり、太陽や私たちが住んでいる地球が誕生し、人類が誕生したのですが、

 

物理学上では、時空が存在しないと物理現象も存在しないという理論があります。

 

 

時空がないと今の世界が生じないのです。

 

一般相対性理論もない宇宙で、どうやって時間が誕生したのでしょうか?

 

今もなお物理学者の間で研究され続けています。

 

『時間の誕生』は宇宙と人類の永遠の謎となりそうです。

 

永遠とは想い出と夢と情熱の中のある

 

私は子どもを産む前は時間を無駄に過ごすことが嫌いな性格でしたが、

 

赤ちゃんの、時間に関係なくお腹が空いたら泣き、眠くなったら寝、またお腹が空いたら泣くという行動とお世話を通して、時間は存在していないという考えをするようになりました。

 

そして子どもの成長を見ることで時間の流れを感じました。

 

 

子育ては大変と言いますが、約20年、私にとってかけがえのない時間の流れと想い出になるでしょう。

 

今私たちが持っているものは肉体と想い出と夢を想像する力と気持ちです。

 

物質的なものがなくても今持っている想い出を整理して、未来に夢を見て、今を生きましょう。

 

時間は錯覚であり人それぞれ感じ方も違うのですから、自分らしく、誰と生き、何をするのか、私たちは自由です。

 

今を生きろ

私が中学1年生の頃の担任の先生が、毎日のように【今を生きろ】と私たちに言っていました。

 

今では文部科学省から表彰されるほどの偉大な先生であり、恩師です。

 

先生と出逢わなければ今の私は居ないでしょう。

 

なぜ毎日のように【今を生きろ】と言ったのか。

 

先生は、大学時代の親友をバイク事故で亡くしました。

若くでこの世を去った友人の死によって、

 

命や今の楽しさが永遠に続くことはないことを知りました。

 

だから先生は毎日のように私たちに【今を生きろ】と言いました。

 

当時中学1年生だった私はよく理解できず、一生懸命に今できることを選択し取り組めたと思います。

 

その連続が今に至るのでしょう。

 

想い出だけは永遠です。

 

有限の命を大切にして、今を一生懸命生きて、素敵な想い出を作り、年を重ねていきましょう。

 

 

次回は【あなたはどれ位知っていますか?時間のトリビア】を書きたいと思います〜