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きつねうどんの『きつね』の由来ご存知ですか??

カテゴリー:体験

みなさんこんにちは六条です。

 

私は日清のどん兵衛きつねうどんが好きで、たまに食べたくなります。

 

 

この間3歳の娘と一緒に食べていると、

 

 

私:おうどん美味しいね〜〜きつねも食べる??

 

娘:!!!お母さん!!!!これ、きつねじゃないでしょ!!笑 油揚げでしょ!笑

 

と訂正されました。

 

確かに!

 

これは、モフモフのきつねではない!!

 

子どもって賢いなぁと感心しつつ、

 

自分が母から教えて貰った由来を思い出しました!

 

マイマザー説

『神社にいるきつねさんの好物がおいなりさんで、そのおいなりさんの油揚げがうどんに乗っているから、この油揚げをきつねと言うのよ』

 

果たしてこの説は正確なのか調べてみました。

 

なぜ神社にきつね?

神社によく石像のきつねがいますが、きつねは神様の使いとされているそうです。

実はきつねは野生のネズミなどの小動物が好物で、当時、農作物を荒らす天敵のネズミを食べてくれたことにより、豊作を願う稲荷神社で一緒に祀られるようになりました。感謝した村人は『お稲荷さんありがとう』ときつねの石像にお供え物をするようになったそうです。

 

どうして油あげをお供えするの?

当時、天敵であるネズミを食べるきつねに、ねずみの天ぷら(油揚げ)をお供え物であげていたそうですが、日本に神仏習合思想時代が到来し、稲荷神が仏教の女神、荼枳尼天(だきにてん)と習合したので、殺生がダメな仏教の教えにより、五穀豊穣を願う大豆が原料となった油揚げをお供えするようになったようです。

(諸説あり)

衝撃の事実・・・

 

稲荷神社の由来

711年2月の最初の午の日に祭っている神様が稲荷山(伊奈利山)から降り、旧暦の2月は現代の3月(稲作を始める時期と同じ)なので、農耕の神様を祀ることが稲荷神社の始まりとなった。稲荷の名前の由来は『伊奈利』、『稲生り』、『稲成』があります。

 

 

全国の稲荷神社の数と総本社

稲荷神社は全国に約4万社あり、農業、漁業、商売、家庭円満にご利益があるとされ、京都市伏見区の伏見稲荷大社が総本社です。

 

 

その他の由来や諸説

  • 油揚げが茶色できつねがうずくまっている姿に似ている為きつねという。
  • 稲荷神社のきつねにお供え物として油揚げにご飯を詰めネズミのかたちにしたもがおいなりさんの始まり。
  • 金沢では油揚げののったうどんを『いなりうどん』という
  • たぬきうどんのたぬきは、きつねの反対として作られた言葉
  • たぬきうどんは天ぷらのタネ(食材)を抜いた天かすを使用していたので、タネ抜き→たぬきとなった。

 

最後に

油揚げをきつねと言うのに色々な説がありますが、当時生きている人に聞かないと分からないですね。

 

とりあえず、『油揚げは万能』ということが分かりました。

 

大豆が原料なので健康に良いし、お味噌汁にも入れられるし、おいなりさんも作れるし、きつねうどんも作れる!

 

もしかしたら、油揚げをきつねと呼ぶ由来は、油揚げを発明した人が世に普及する為の戦略だったのかもしれません。